”絶対に死なせない!” 防災ママ、永吉美さとさんをご存知でしょうか。
永吉さんは東日本大震災が発生した際に、栃木県にて単身被災されました。自らが妊娠・出産した時に、今までの防災の「抜け」に気づくと同時に、赤ちゃん連れOKの防災講座がないことにも驚愕。
「このままでは助からない! 私がやるしかない!」
と0歳の子どもを背負って実施した「赤ちゃんと天災を生き抜く!」ワークショップをきっかけに、「とりあえず」の防災を「やれば助かる」の防災に変える「防災のプロ」として活動されています。
2019年1月30日(水)に初のKindle版電子書籍『今が、その時~死なない部屋づくり~』を出版。
家族を守る永吉さんの活動を多くの方に知っていただきたく、2月22日(金)、「子どもを震災から守る 死なない部屋づくりとは」セミナー(主催:ホイクリー、メイン講師:永吉美さとさん)を開催しました。
会場は、北区中十条にあるCOMMUNITY CAFE & EVENT SPACE「いろむすびcafe」さん。
約20名の子育て中のママ、パパがお子様と一緒にご参加くださいました。
セミナーは
・1部:永吉さんの講座「子どもを死なせないための部屋づくり」
・2部:ホイクリーによる「災害時のトイレの使い方講座」
の2部構成。
1部では、ただ地震への備えに関する話を聞くだけでなく、地震が起こった際に家族を守る行動、家の間取りを見ながら「どこに危険が潜んでいるか」をワークショップ形式で講義いただきました。
この他、地震が起きた際に役に立つスマートフォンアプリのインストールをはじめ、講座を受けながら震災への備えができる「今、この瞬間が防災になる」プログラムでした。

実際に地震が起きた時の練習をする様子
永吉さん、今すぐ使える実用的な防災知識を丁寧に教えてくださりありがとうございました。
2部では、「災害時のトイレの使い方」を子どもも楽しく学べるように、頑張る保育士さんと園児のことが大好きなホイクリーのアイドルファミリー「ちゅーちゅーず」による人形劇を披露しました。

ちゅーちゅーず「ぱぱちゅー」と「ままちゅー」のお手製の人形
実物を見ていただきながら、簡易トイレの作成方法をレクチャー。トイレは災害時の必需品です。いざという時に備え、一度ご家庭で作ってみるのをお薦めします。

ダンボールで作成した簡易トイレ。ダンボールの中にも工夫があります。
今回の防災イベントを通じ改めて、ママ・パパの「日常の幸せを守る」ことへの関心の高さを感じました。
ママ・パパだけでなく、園児を守る保育士さんにも、災害時に備えやるべきことをお伝えできるよう、ホイクリーは引き続き「防育」についての情報をお伝えしていきます。
今後も、園児を持つご家族のみなさま、保育士さんに向けたイベントを開催していきますのでご期待ください。
また、保育園でのイベントにお困りの方は、ホイクリーへご相談ください。
お問い合わせはこちら。
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